2012年08月02日
戦没者慰霊と花火 ~万灯みたままつり
8月になりました。8月というと、花火に代表される夏祭りとともに戦没者慰霊のイベントが数多く開催される季節でもあります。
●富山県護国神社・万灯みたままつり
8月1日は、富山県民にとっては忘れてはならない日でもあります。この日は、富山大空襲のあった日なのです。富山大空襲では市街地の99.5%が焼失し、広島・長崎を除けば、米軍の地方都市空襲で最大の被害を出したそうです。
●慰霊される英霊たち
各都道府県の護国神社では、英霊の鎮魂を行う「万灯みたままつり」を8月15日前後に行うことが多いようですが、富山県ではこの8月1日に開催されています。
●巫女による「みたまなごめの舞」
もはや戦火の痕はまったく見当たらない富山ですが、空襲での被害者やその後の復興にご尽力される方々に感謝を忘れず、合掌。
●同日には北日本新聞納涼花火も
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●富山県護国神社・万灯みたままつり
8月1日は、富山県民にとっては忘れてはならない日でもあります。この日は、富山大空襲のあった日なのです。富山大空襲では市街地の99.5%が焼失し、広島・長崎を除けば、米軍の地方都市空襲で最大の被害を出したそうです。
●慰霊される英霊たち
各都道府県の護国神社では、英霊の鎮魂を行う「万灯みたままつり」を8月15日前後に行うことが多いようですが、富山県ではこの8月1日に開催されています。
●巫女による「みたまなごめの舞」
もはや戦火の痕はまったく見当たらない富山ですが、空襲での被害者やその後の復興にご尽力される方々に感謝を忘れず、合掌。
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2012年07月31日
新たな電気料金と再生可能エネルギーの未来
明日8月から全国の電気料金が値上げされることをご存知でしょうか?
その正体は、「再生可能エネルギー賦課金」なるものが加算されるようになるからです。とりあえず何らかのかたちで皆様のところに告知されているはず(?)です。
●再生可能エネルギー賦課金の告知チラシ
簡単にいえば、太陽光・風力・水力・地熱・バイオマス発電の普及のための負担金です。原子力発電の代替エネルギーの推進のためなら........とは言い切れない事情が実はあります。到底、これらのエネルギー発電は原子力の代替にはとてもなりません。
●志賀太陽光発電所(手前)と福浦風力発電所(奥)
志賀原子力発電所の近くには、志賀太陽光発電所と福浦風力発電所があります。ところが、これらの発電所で供給されている電力は、
志賀太陽光発電所・・・太陽光パネル4815枚→一般家庭250世帯分の電力
福浦風力発電所・・・風車9基→一般家庭11000世帯分の電力
正直、これだけと言った感想です。特に太陽光はここでやる意味があるのでしょうか?最近、太陽光パネルの設置に熱心な企業のためでは......、と思ってもしまいます。
●志賀太陽光発電所PR施設
もちろん、各家庭が太陽光パネルを設置するようになれば、話はかわるのかもしれません。しかし、現状として再生可能エネルギーが日本の電力供給の一翼を担うようになる可能性は皆無に等しいようです。それなのに、普及のために国民に負担というのは、どうも腑に落ちません。
やはり、企業による太陽光パネル売り込みをアシストすることが第一の目的と考えられても、仕方ないことでしょう。皆様はどうお考えになりますか?
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●志賀太陽光発電所(手前)と福浦風力発電所(奥)
志賀原子力発電所の近くには、志賀太陽光発電所と福浦風力発電所があります。ところが、これらの発電所で供給されている電力は、
志賀太陽光発電所・・・太陽光パネル4815枚→一般家庭250世帯分の電力
福浦風力発電所・・・風車9基→一般家庭11000世帯分の電力
正直、これだけと言った感想です。特に太陽光はここでやる意味があるのでしょうか?最近、太陽光パネルの設置に熱心な企業のためでは......、と思ってもしまいます。
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もちろん、各家庭が太陽光パネルを設置するようになれば、話はかわるのかもしれません。しかし、現状として再生可能エネルギーが日本の電力供給の一翼を担うようになる可能性は皆無に等しいようです。それなのに、普及のために国民に負担というのは、どうも腑に落ちません。
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2012年07月29日
太子伝会 ~井波瑞泉寺
南砺市井波にある「井波御坊・瑞泉寺」(浄土真宗大谷派)にて毎夏恒例の太子伝会が開催されました。
●瑞泉寺太子堂
太子伝会とは、9日間(7/21~29)をかけて当寺にある聖徳太子絵伝の絵解きを行うというものです。その時期にあわせて寺宝の公開なども行われます。私が拝聴したのは、太子37歳の時の逸話でした(小野妹子の帰国と法隆寺夢殿の話)。
●瑞泉寺山門
浄土真宗に限らず、聖徳太子を信仰の対象としている宗派は少なくないわけですが、特に浄土真宗はその傾向が強いのかもしれません。
●聖徳太子絵伝の絵解きと聖徳太子像の開扉
特に有名なのが、宗祖親鸞が比叡山を出た直後、聖徳太子が創建したとされる京都の六角堂に百日参籠をしたときのエピソードでしょう。簡単にいえば、その際聖徳太子のお告げがあり、そして法然上人に弟子入りしたというわけです。
●奉納踊り
また浄土真宗では、聖徳太子を阿弥陀如来の脇侍である観音菩薩の化身にするなど、聖徳太子に関する独自の信仰が随所に見受けられます。日本人に人気のある聖徳太子ですから、これは特段珍しくもないかもしれませんが、聖徳太子に縁もゆかりもない北陸でお祭りがおこなわれるわけですから、不思議なものですね。
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●瑞泉寺山門
浄土真宗に限らず、聖徳太子を信仰の対象としている宗派は少なくないわけですが、特に浄土真宗はその傾向が強いのかもしれません。
●聖徳太子絵伝の絵解きと聖徳太子像の開扉
特に有名なのが、宗祖親鸞が比叡山を出た直後、聖徳太子が創建したとされる京都の六角堂に百日参籠をしたときのエピソードでしょう。簡単にいえば、その際聖徳太子のお告げがあり、そして法然上人に弟子入りしたというわけです。
●奉納踊り
また浄土真宗では、聖徳太子を阿弥陀如来の脇侍である観音菩薩の化身にするなど、聖徳太子に関する独自の信仰が随所に見受けられます。日本人に人気のある聖徳太子ですから、これは特段珍しくもないかもしれませんが、聖徳太子に縁もゆかりもない北陸でお祭りがおこなわれるわけですから、不思議なものですね。
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