能登
2019年02月27日
2014年12月03日
選挙と神社
12月になって北陸は一気に冬モード!一方、今日から熱き(!?) 選挙戦が始まります。
選挙戦は神頼みで当選できるほど甘くはないのでしょうが、様々な場面で神事やゲン担ぎが行われるのが、日本の選挙という“文化”。選挙戦前に必勝祈願もその一つ。まずは必勝を期して神社へ参拝します。
ちなみに金沢市のある石川県第1区では、自民党・馳候補は尾山神社。前田利家を祀って明治時代に建立された神社。神門のステンドグラスが綺麗で参拝者も多い金沢を代表する神社です。
民主党・田中候補は長田菅原神社で、その名の通り現在は菅原道真を祀っていますが、元々金沢東照宮の建物で当時は徳川家康を祀っていました。他の東照宮同様、極彩色の拝殿は美しく金沢駅前にありますが、参拝客はまだらです。
また能登半島のある石川県第3区では、自民党の北村候補は気多本宮(七尾市)にて。「気多本宮」は能登国一宮・気多大社の元宮と言われている神社。祭神は大国主命、「能登国総鎮守」とも言われる能登で最古の歴史のある名社。
民主党近藤候補は山王神社(大地主神社、七尾市)で。「大地主神社」は能登最大の祭り「青柏祭」を開催する神社。別名・山王神社という通り日吉大社の分社で祭神は大山咋神、まさに地元民に親しまれている名社。
勝利のご利益は、果たしてどちらに?
2013年08月05日
飛越能・食の祭典!
先週末、高岡古城公園で「2013飛越能・食の祭典in TAKAOKA」が開催されていたので、足を運んできました。
飛騨(岐阜県)、能登(石川県)と越中(富山県)のB級グルメを一堂に集めたイベントでした。それにしても暑かった!
食中毒も心配になるくらいの暑さの中、多くの方が来られていました。
飲み物や冷たいものが欲しくなる陽気でしたが、各店美味しそうなあっつあつの料理を用意されていて、迷うことは間違いないでしょう。
そして私が食べたのは、南砺市の「なんなんまぶまぶ」です。
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飛騨(岐阜県)、能登(石川県)と越中(富山県)のB級グルメを一堂に集めたイベントでした。それにしても暑かった!
食中毒も心配になるくらいの暑さの中、多くの方が来られていました。
飲み物や冷たいものが欲しくなる陽気でしたが、各店美味しそうなあっつあつの料理を用意されていて、迷うことは間違いないでしょう。
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2013年07月26日
北の大地から想う故郷・能登 ~珠洲市須須神社
能登半島は珠洲市にある須須神社には、北海道・満州、樺太まで「北の大地」に関するものがあります。
まずは、須須神社奥宮の社標です。
●須須神社奥宮の社標
この社標の向かって右側面を見ると、
「昭和十六年六月 石川縣知事田中重之謹書」
とあり、1940年に当時の石川県知事の書いたもののようです。
そして背面を見ると
「奉納 皇紀二千六百年記念 満州新京 小坂小作」
とあり、この社標の奉納者は当時、満州新京(現:吉林省長春)にいた人物であることがわかります。
●社標の側面
この小坂氏なる人物がいかなる人物か、はわかりませんが、能登出身なのでしょうか。
また須須神社の本宮にも興味深いものがあります。それは3基の鳥居です。
●須須神社鳥居1
まずは一番奥の一番小さな鳥居です。この鳥居の銘文には、
「昭和三年四月吉日・・・・・」
「寄進人 樺太小泊栄町一丁目 一枚田・・・」
とあります。1928年に樺太在住の一枚田氏なる人物により寄進された鳥居というわけです。この「一枚田」という苗字はこの地方で見受けられるもののようなので、やはり能登の出身なのでしょう。
●須須神社鳥居2
そして2番目の鳥居には当時の銘文もありますが、プレートが新たに嵌め込まれていて、
「北海道十勝國 寄進人 竹澤嘉一郎 大正六年九月吉日建之」とあります。
つまり、1920年に十勝地方在住の竹澤氏なる人物の寄進というわけです。
●鳥居2
最後に一番手前の一番大きな鳥居は、戦後のもので銘文もはっきりしています。
●須須神社鳥居3
「昭和四十八年四月吉日 寄進人 札幌市 北角方見 八十四才」とあります。
1973年に札幌市在住に北角氏の寄進というわけです。
●鳥居3背面
神社の方に聞いてみると、皆、能登出身で北海道等に移住された方とのこと。能登から北海道へ移住された方はとても多かったそうです。その歴史的背景についてはまだよく知らないのですが、遠く北の大地から故郷への強い思いを感じずにはいられません。
このことについては改めて調べてみたいとは思いますが、何かご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひご教授願います。
●須須神社御朱印
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まずは、須須神社奥宮の社標です。
●須須神社奥宮の社標
この社標の向かって右側面を見ると、
「昭和十六年六月 石川縣知事田中重之謹書」
とあり、1940年に当時の石川県知事の書いたもののようです。
そして背面を見ると
「奉納 皇紀二千六百年記念 満州新京 小坂小作」
とあり、この社標の奉納者は当時、満州新京(現:吉林省長春)にいた人物であることがわかります。
●社標の側面
この小坂氏なる人物がいかなる人物か、はわかりませんが、能登出身なのでしょうか。
また須須神社の本宮にも興味深いものがあります。それは3基の鳥居です。
●須須神社鳥居1
まずは一番奥の一番小さな鳥居です。この鳥居の銘文には、
「昭和三年四月吉日・・・・・」
「寄進人 樺太小泊栄町一丁目 一枚田・・・」
とあります。1928年に樺太在住の一枚田氏なる人物により寄進された鳥居というわけです。この「一枚田」という苗字はこの地方で見受けられるもののようなので、やはり能登の出身なのでしょう。
●須須神社鳥居2
そして2番目の鳥居には当時の銘文もありますが、プレートが新たに嵌め込まれていて、
「北海道十勝國 寄進人 竹澤嘉一郎 大正六年九月吉日建之」とあります。
つまり、1920年に十勝地方在住の竹澤氏なる人物の寄進というわけです。
●鳥居2
最後に一番手前の一番大きな鳥居は、戦後のもので銘文もはっきりしています。
●須須神社鳥居3
「昭和四十八年四月吉日 寄進人 札幌市 北角方見 八十四才」とあります。
1973年に札幌市在住に北角氏の寄進というわけです。
●鳥居3背面
神社の方に聞いてみると、皆、能登出身で北海道等に移住された方とのこと。能登から北海道へ移住された方はとても多かったそうです。その歴史的背景についてはまだよく知らないのですが、遠く北の大地から故郷への強い思いを感じずにはいられません。
このことについては改めて調べてみたいとは思いますが、何かご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひご教授願います。
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2013年07月08日
石動山開山祭!
富山県と石川県にまたがる石動山で開山祭が開かれました。
●伊須流岐比古神社
この祭りは、毎年7月7日に開かれます。7月7日は、この石動山を開いた泰澄大師の命日なのだそうです。開山祭は、地元・中能登町町長をはじめ、市議会や地元企業団体、自治会の皆様の参加のもと、厳修されました。
●拝殿内
元々この地には、石動山天平寺という真言宗の大寺院がありました。南北朝や戦国の騒乱等で伽藍を消失。規模を縮小しながらも存続してきたものの、明治初めの廃仏毀釈により完全に廃寺となったそうです。
●奉納太鼓
それでも今に至るまで、年3回の祭礼を継続しているのは、この石動山への信仰の表れと言ってよいのかと思います。しかし、現在残る伊須流岐比古神社の拝殿・本殿も、維持が困難になりつつあるとのこと。住民が少ないことと共に、雪国で木造建築の維持はなかなか大変のようです。
●お札(背景は関係ありません)
そうした余波からか、今年からお札は1枚1000円をお納めしなくてはならなくなりました。
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●伊須流岐比古神社
この祭りは、毎年7月7日に開かれます。7月7日は、この石動山を開いた泰澄大師の命日なのだそうです。開山祭は、地元・中能登町町長をはじめ、市議会や地元企業団体、自治会の皆様の参加のもと、厳修されました。
●拝殿内
元々この地には、石動山天平寺という真言宗の大寺院がありました。南北朝や戦国の騒乱等で伽藍を消失。規模を縮小しながらも存続してきたものの、明治初めの廃仏毀釈により完全に廃寺となったそうです。
●奉納太鼓
それでも今に至るまで、年3回の祭礼を継続しているのは、この石動山への信仰の表れと言ってよいのかと思います。しかし、現在残る伊須流岐比古神社の拝殿・本殿も、維持が困難になりつつあるとのこと。住民が少ないことと共に、雪国で木造建築の維持はなかなか大変のようです。
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